ウマ娘 グラスワンダー

ウマ娘に登場する競走馬キャラクター「グラスワンダー」のスキルやステータスや評価については、こちらのページでまとめていきます。

攻略情報に関わる内容はもちろん、元ネタとなった実在する競走馬「グラスワンダー」についても簡単にご紹介しています。(場合によっては実体験を元にしている内容も含みます)

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グラスワンダーの攻略情報まとめ

2016年6月18日現在

※2016年6月18日現在、グラスワンダーに関する攻略情報はまだ分かっていません。元ネタとして予想されている競走馬でもありませんので、実際にウマ娘に登場するかどうかは未知数です。

2016年8月22日現在

公式サイトにて正式に参戦が発表されています。清楚系ウマ娘としての人気を確立しそうな予感。絵がズルい。

グラスワンダーは実際どんな競走馬だったのか?

グラスワンダーの簡単なプロフィール

父:Silver Hawk
母:Ameriflora(母の父:Danzig)
所属:尾形充弘厩舎(美浦)
主戦騎手:的場均
重賞勝ち鞍:有馬記念、宝塚記念、朝日杯3歳S、毎日王冠など

※勝ち鞍とは一着になったレースのことです。
※重賞とは競馬でよく聞くGⅠ、GⅡ、GⅢのことです。GⅠ一番グレードが高いです。
※GⅠ、GⅡ、GⅢのレースは、どれも年に1度しかなく、一定の成績を収めた馬が出走するため、競争が激しく勝ちをもぎ取るのは困難を極めます。

【出生~生い立ちエピソード】

1996年の9月にアメリカで行われたセリ市で上場されたグラスワンダーは、その落ち着きと非常にバランスの良い馬体から尾形調教師に見出され、日本に輸入されることになりました。

日本に来てからもその『落ち着き』は若馬とは思えないくらいどっしりしたもので、ある時の調教中に、騎手を振り落した馬が突っ込んできても全く動じないほどでした。

後に尾形調教師はその時のことを、『かなり賢くて走る馬か、相当なバカ馬かどっちかだ』と言って笑ったようで、その言葉はもちろんいい意味で、その後のグラスワンダーの競走生活において証明されることとなりました。

【印象的だったレース】

○ 宝塚記念(‘99)(GⅠ)

スペシャルウィークとの実質2強対決となったこのレースに向けて、年が明けてから天皇賞・春を含む重賞3連勝で、秋には凱旋門賞出走を見据えていたスペシャルウィークに対し、2度のアクシデントによって順調さを欠き、前走の安田記念も取りこぼした感のあるグラスワンダーの方がやや不利である、といった見方が大勢を占めていました。

しかし、レースでは先行するスペシャルウィークただ1頭を徹底マークし、相手の動きに合わせて仕掛け、直線並ぶ間もなく交わすと最後は3馬身差をつけての圧勝を飾りました。

これまで王者として受けて立つ競馬がほとんどだったグラスワンダーが、『追う側』として発揮した爆発的な強さと、『ヒットマン』としての異名を持ち、それまで多くの名馬をマークして確実に交わしてきた的場騎手の手腕が非常に強く印象に残ったレースでした。

グラスワンダーの実際のレース↓

○ 有馬記念(‘99)(GⅠ)

スペシャルウィークとの2度目にして最後の対決となったこのレースにおいて、2頭の立場は半年前の宝塚記念と比べて完全に逆転したものになっていました。

天皇賞・秋、ジャパンカップと秋のGⅠを連勝しながら2番人気に甘んじたスペシャルウィークですが、レースでも超スローペースで後方にいる馬に不利な流れにも関わらず、相手をグラスワンダーただ1頭に絞って最後方に控え、徹底マークする戦法に出ました。

そんな中、尾形調教師は的場騎手に、『今度は相手が後ろからウチの馬を見てくるが、気にせず自分から動け』と指示し、4コーナー手前から強引に大外をマクりながら動いたグラスワンダーは、直線スペシャルウィークと激しく競り合いながらゴール板を通過しました。

僅か4センチ差で競り勝ち、史上2頭目のグランプリ3連覇を達成したグラスワンダーの『絶対に負けられない!』といった意地が、結果として歴史に残る名勝負を演出したと言ってもいいでしょう。

グラスワンダーの実際のレース↓

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【忘れられないシーン、エピソード】

○ グラスワンダーが抱えていた最大の弱点

同期にスペシャルウィークエルコンドルパサーといった名馬が数多くいて、『最強世代』とも言われた中でGⅠ4勝の実績を残したグラスワンダーですが、3歳以降は骨折に骨膜炎、そして晩年には疲労の蓄積による筋肉痛なども加わって、まともな調教ができないほど体調に不安を抱えながらの競走生活でした。

能力がずば抜けて高く、またレースでも毎レースごとに目一杯走り過ぎる性格に加えて、世代のレベルが高い故にレース後の疲労も通常より大きかったのも影響していたのでしょう。

しかし、満身創痍ながらもグラスワンダー自身の『闘争心』だけは最後まで衰えることはありませんでした。結果として引退レースとなった2000年の宝塚記念では、4コーナーで先行集団を飲み込む勢いでマクって動き、直線骨折していながらも最後まで走り抜いて6着でゴールしました。

そこには超一流のサラブレッドによる『受けて立つ競馬』といったものが垣間見えたような気がして、勝つだけでなく『負ける』ことからも何かを伝えようとしたグラスワンダーの走りは、強く心を打つ何かがあったような気がします。

まとめ

最後まで実現しなかったスペシャルウィーク、エルコンドルパサーとの3強対決ですが、もし3頭が万全の状態で戦っていたらどんな名勝負になっていたのでしょうか。

今となっては想像の域を出ませんが、その夢の続きを叶えてくれるグラスワンダーのような、怪物的な強さを持った産駒の誕生を期待したいですね。